育毛を扱った書籍やネットの情報でよく紹介されるのが、シャンプーを使わずにお湯だけで髪の毛を洗う「湯シャン」というものです。
湯シャンをすることで本当に抜け毛やハゲ対策に効果があるの？と疑問に思っている方は多いと思います。
今回は湯シャンの効果やデメリットについて紹介します。
湯シャンは逆効果？ハゲ対策にならないことも！
湯シャンをすることで頭皮の状態が整い、髪の毛が徐々に増えてきたという情報を目にする事があります。
もちろん全てが嘘というわけではありませんし、湯シャンを行う事で本当に髪の毛が生えてくる方も中にはいます。
しかし、抜け毛や脱毛症の方全てに効果があるというわけではなく、その人に湯シャンというやり方が適していたというだけで、湯シャンが合わない人も中にはいるので注意が必要です。
もちろん、過度なシャンプーのしすぎは頭皮の皮脂を落としすぎてしまうので頭皮にとっては良くありません。
髪を洗いすぎて頭皮の皮脂がなくなってしまうと頭皮が乾燥してしまいます。
また、洗い過ぎで毛母細胞に悪影響を与えてしまい、薄毛になりやすくなると言われています。
髪にとっての土壌である頭皮を整える事は、薄毛対策をする上でかなり重要なことです。
湯シャン＝頭皮を整えるというわけではありません。
湯シャンで髪の汚れや皮脂が溜まってしまうことも
シャンプーの泡は髪の汚れやほこり、頭皮の皮脂をしっかりと洗い流してくれますが、湯シャンはシャンプーを使わないので、髪に付着したほこりは流し落とせても、頭皮の皮脂汚れを綺麗に流し落とせないことがあります。
先ほど皮脂の汚れがなくなりすぎるのは頭皮にとって良くないと紹介しましたが、皮脂が溜まりすぎるのも頭皮にとっては良くありません。
また、頭皮が不潔な状態だと痒みを引き起こしたり、フケや臭いの原因にもなります。
頭皮をかきすぎると傷ができてしまい、そこに雑菌がはいって湿疹を起こす事もあり得ます。
手についた油汚れは水だけで落ちないのと同じで、頭皮に付着した皮脂はシャンプーで洗い流すのがベストです。
スカルプシャンプーや育毛シャンプーでしっかり汚れを落とす
基本的に1日1回（多くても1日2回）シャンプーを使って頭皮の油汚れを落とした方がいいです。
その時にスカルプシャンプーや育毛シャンプーといった、頭皮に負担をかけないシャンプーで髪を洗うと尚良いです。
スカルプシャンプーや育毛シャンプーには天然エキスを配合したものが多くあり、頭皮の汚れの洗浄と保湿を同時に行ってくれます。
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