髪の毛が薄くなってくると、それまでできていた髪型が似合わなくなることがあります。髪が薄くなると当然頭部全体の髪のボリュームが失われ、またどうしても地肌が目立ちやすくなってしまうからです。

しかしそんな時は薄毛であることを隠そうとするのではなく、むしろ薄毛だからこそおしゃれに見える髪型に変えてみるのも1つの方法です。

髪の量が少なく地肌も目立ち気味になってきた・・・と感じている男性におすすめしたい髪型を4種類ご紹介します。

薄毛でもおしゃれにきまるベリーショート

薄毛でもおしゃれにきまるベリーショート
引用:beauty.hotpepper.jp

頭頂部の髪の毛が薄い男性におすすめしたいのが、地肌の目立ちを自然にカバーしてくれるベリーショートスタイル。

ベリーショートは頭頂部や側頭部の髪の毛を短くカットするので地肌が見えても不自然でなく、髪の量が少なくてもおしゃれに見える男性に人気のヘアスタイルです。

 

頭頂部の髪の毛が少ない場合はベリーショートにカットした毛先にワックスを揉み込み、根本から立たせるようにスタイリングすると毛先に動きが出て地肌から視線を反らしてくれます。

もしも額が広くM字のように薄毛の部分が広がっている場合は前髪だけ長めにカットし、8:2になるよう髪を分けて前髪を斜めに流すと額の広さが緩和され顔のパーツとのバランスも良くなります。

 

ボリュームを出して薄毛をカバーするパーマ

ボリュームを出して薄毛をカバーするパーマ
引用:beauty.hotpepper.jp

薄毛に悩む男性の多くは髪自体が細く、ボリュームが出ないために地肌が目立ってしまうケースがほとんどです。

このように髪にボリュームが出ない場合は、美容院でパーマをかけて髪にゆるいカールをつけると比較的薄毛が目立たなくなります。

 

パーマをかけるとドライヤーでカールを蘇らせた後、少量のワックスを揉み込むだけで良いので毎日のスタイリングが簡単になり、仕事が忙しく時間がない男性にもおすすめです。

パーマは全体的に強くかけると毛先の動きが激しくなり若々しい印象に、頭頂部だけにかけるとナチュラルな印象に仕上がりますので自分の雰囲気にあったパーマを探してみてください。

 

頭頂部の薄毛が気になるならオールバック

頭頂部の薄毛が気になるならオールバック
引用:beauty.hotpepper.jp

頭頂部やつむじの薄毛が気になる場合は、前髪をすべて後ろに流すオールバックが良いでしょう。

オールバックをきれいに仕上げるには毛束にある程度の長さがなければ難しいため、短髪の男性はまず髪を伸ばすとことから始めてみてください。

 

髪の毛にうねりやハネがなく髪質が直毛であるほどオールバックは美しく見えます。清潔感がありオフィスシーンでも好感度の高い髪型なので社会人でも挑戦しやすいのもメリットですね。

オールバックのようにかっちりとした印象を与える髪型であれば多少髪色が明るくても派手に見えませんし、眼鏡など小物との相性も抜群です。

 

薄毛だからこそ似合うソフトモヒカン

薄毛だからこそ似合うソフトモヒカン
引用:beauty.hotpepper.jp

トップ周辺の毛束を立たせボリュームを出して薄毛をカバーしてくれるのがモヒカンヘア。モヒカンはややハードな印象を与える髪型ですが、髪の量が少なければこのハードな印象も和らぎ雰囲気がマイルドなソフトモヒカンヘアになります。

サイドを刈り込むツーブロックとソフトモヒカンを組み合わせると、顔がすっきりして見えるため相対的に背が高く見えるなど男背にとっては嬉しい効果も。スタイリングはトップ周辺の髪の毛の根本にワックスを揉み込み、毛束を立たせるようにするときれいに仕上がります。

もし額が広く薄毛の部分がM字に広がっている場合は前髪を長くし斜めに流したり、毛先を散らすと良いでしょう。

 

薄毛の男性はスタイリング剤にもこだわろう

薄毛の男性はスタイリング剤にもこだわろう

薄毛は髪にボリュームが出にくいので、ワックスやヘアスプレーなどのスタイリング剤が必要になります。しかしスタイリング剤は髪の成長を阻害し薄毛を進行させる界面活性剤を使っているものが多いので、選ぶ際には配合されている成分をよく確認しなければなりません。

界面活性剤の中でも、石油を原料としているものは頭皮の水分や皮脂を必要以上に奪ってしまい毛穴を弱らせ髪の毛を抜けやすくしてしまいます。しかも髪を生成しているたんぱく質を奪い髪をより細くやせ細らせてしまうことも分かっているので、使用量に気をつけワックスを使用した日は入浴前に温タオルで頭皮に付着したワックスを浮き上がらせ、シャンプーで落ちやすいようにするなどの一工夫を加えることも大切です。

ワックスやヘアジェルのようなクリーム状のスタイリング剤は頭皮の毛穴に詰まりやすいので、使用する際は頭皮につかないよう、毛先を中心に揉み込むようにしてください。

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薄毛になるとどうしても地肌が目立つ部分を隠そうとしてしまいますが、それが逆に不自然に見えてしまうこともあります。自然に薄毛をカバーし尚且つ自分に似合う髪型にするためには、信頼できる美容師と相談しトップやサイドの髪の毛のバランスをみながらカットをお願いするのが良いでしょう。

また、美容室では相談すれば薄毛を上手くカバーできるスタイリングの方法なども教えてもらうことができます。薄毛に悩んだときは恥ずかしがらずにプロへ相談し、無理に薄毛を隠すのではなく自然にカバーできる髪型にしてみましょう!